「結果にこだわる」と「プロセスを楽しむ」が両立できない本当の理由

「結果にこだわる」と「プロセスを楽しむ」って、なんだか相反するような使われ方するよね。
あと、「プロセスが大事」も、「楽しむ」と近いポジションかも。

「結果にこだわる」をやってると「プロセスを楽しむ」が足りんよ君ィ、と思っちゃう。
「プロセスを楽しむ」をやってると「結果にこだわる」じゃなきゃ意味ないんじゃないの?って考えちゃう。

はい、バッサリいきましょう。
結果にこだわり、プロセスを楽しみなさい。



結論としては、こういうこと。
そもそも本気で楽しめるものじゃないと自発的にこだわりなんか持てないし、無理やりこだわろうとしたってアンタ、そりゃ大したものは作れないってもんです。

じゃあ、どうして「結果にこだわる」と「プロセスを楽しむ」が堂々巡りに出てくるのか?
自分がやってることが間違ってるように感じるのか?

今日はその辺りを、紐解いてゆきましょう。



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「結果にこだわる」と「プロセスを楽しむ」が反比例する理由

ちょっと冷静になってみると、実は「結果にこだわる」と「プロセスを楽しむ」は、別に相反するものでもなんでもないんだよね。
プロセスを楽しみながら結果を出してる人は大勢いるんだし。

じゃあどうして僕らは「結果にこだわる」と「プロセスを楽しむ」が足りてないんじゃ・・・という気になるのか。
どうして「プロセスを楽しむ」と「結果にこだわる」が足りない気がしてくるのか。

それはね、よいですか?
君がマジメ病にかかってるからなんですよ。

そもそも、「結果が出る」って、良いことだよね?
で、「プロセスが楽しい」って、これも良いことだよね?
「結果にこだわってプロセスが楽しい」って、もちろん良いことだよね?

ダメなもの、ひとつもないよね?



あのね、自分がやってることは良くないことなんだって思いたいだけなんだよ。
だからある時に「こっちの方がいいと思う」って思ったものも、実際やってみると「やっぱりそっちの方がいいと思う」になるんだよ。
で、悲しい。
それ、おかしいよ。
マジメ病っていう病気なんだよ。
まずそのことに、気付かなきゃいけないんだよ。


マジメ病患者の特徴

マジメ病にかかってる人の特徴は、こんな感じ。


  • いつでも自分には何かが”足りてない”と思ってる
  • もっと”努力しなきゃいけない”と思ってる
  • ”自分のやることは全部大したことがない”と思ってる
  • ”才能なんかないんだから努力で補わなきゃいけない”と思ってる



まだまだ出てくるんだけど、まあこんな感じでなんとなく掴めると思う。
ドキッとした人は要注意、っていうかアウト。
これから処方箋出すんで、しっかり飲み込んで帰ってください。


マジメ病患者は真面目ではないのだ

そもそも真面目っていうのは、物事に没頭して誠実に時間とエネルギーを傾けてる状態のことを言うんだよね。
僕はそう理解しています。
広辞苑なんか引いてない。

だから、「真面目に生きてるのにしんどい」って、絶対おかしいんだよ。
何か間違ってるの。

本当に真面目に生きてる人は楽しくてしょうがないんです。
自分が何をしたら楽しいのかを見抜いて、人が何をされたら喜ぶのかを見抜いて、そこに一点集中没頭するっちゅうのは、最高にハッピーで楽しいことなんだもの。


じゃあマジメ病患者は何をしてるのか。
ただただ自分を責めてるんです。

未熟だ。
足りない。
もっと努力しなきゃ。

毎日毎瞬自分にそう言い聞かせて、もっと成長しなきゃいけない、実力をつけなきゃいけないと思ってる。
だからしんどい。
だから辛い。

自分を責めることで良くなろうとしてるように見えるけど、実は違うんです。

自分を責めることそのものが目的になってるんですよ。



マジメに生きてるはずなのに成果が出ない、結果が出ないのは、なんてことはない。
それは才能のせいでも、環境のせいでもない。
「良くなる」ことよりも「自分を責める」ことの方が大事だと思ってるから、良くならないだけなんです。

君の周りでは不思議なことは何も起こってない。
君の目的は見事に果たされていて、「自分を責める」ことに成功し続けてる。

マジメ病患者は真面目ではないんです。
なので今後はマジメ(笑)病患者と呼びます。


マジメ(笑)病の治し方

という訳で、マジメ(笑)病の治し方、教えます。
超むずかしいから、覚悟するように。


声に出して、「僕/私はなーんにもしなくても最高に魅力的で愛されてる」と言います。


毎朝言います。
毎晩言います。
思い出したら言います。
10回くらい言います。
歩いてる時はずっと言います。
誰が何と言おうと言い続けます。


ね、難しいでしょ。
どうして難しいって、「そんなことしても何の意味もないし馬鹿馬鹿しいし宗教みたいで超キモい」って感じるから難しい。

だから強制しないです。
やりたい人だけ、やってみようと思った人だけ、やってみてください。


あ、マジメ(笑)病患者の特徴ひとつ追加。
自分を責めることが生活の目的になっているので、自分を肯定するようなことには強い反発症状が出ます。

なので無理はせず、治療には自分のタイミングで挑みましょう。
「あ、できそう」と感じた瞬間が、治療のタイミングです。


自分を責めても、良くはならんのです

ということで、「結果にこだわる」と「プロセスを楽しむ」が両立できないのはつまり、何をしても「それじゃダメだ」っていう君が君の中にいるんだってことでした。
その「君を認めない君」がいる限り、「君が君を責めることが目的」である状態が解消されない限り、君は何をしたってつらいし、苦しいし、しんどいのです。


君が君を責めるのをやめれば世界はバラ色なのです。


このシンプルなルールが腑に落ちたら、いいね。
それでは、今回はこの辺で。


コメント

  1. mimio より:

    「自分を責めることそのものが目的になってるんですよ。」の言葉にはっとしました。
    自分が納得できるまで努力と行動をすれば自己肯定できるんだとばかり思っていましたが、反対なのだと気づきました。
    自己肯定出来るから、もっと努力ができるんですね。
    もっと自分の出来る事を大切にしていきます。
    ありがとうございました。

    • 山本 優作 より:

      mimioさん
      コメントありがとうございます。

      できない自分を確認し続けるのって、しんどいですよね。
      だからといって「できる自分だけを認める」と、かえって「できない自分」を意識することになっちゃう。
      僕もまだ、きれいに抜け出せていません。

      できる自分もできない自分も、全部自分でそれでいい的な境地で、楽しくスゴく生きていたいものです。

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