「自分らしさ」なんかクソ食らえだ。人の言葉には耳を傾けろ。ただし、条件がある。

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上手くいってない人、ずっと同じ場所で停滞している人の特徴って何かって、人の言うこと聞かないんですよ。
僕の言うこと聞かない、っていう意味じゃないよ(笑)?
誰の言うことも聞かない。

どんなアドバイスをもらっても、「俺は違うからなあ」とか、「私には向いてないわあ」とか、そういうことを言って、試さないんですな。
で、試さないっていうのは、今までとやり方変えないっていうこと。
じゃあその今までのやり方は上手くいってたのかっていうと、たいがいは上手くいってない(笑)。

そういう人は自分の中から答えを出そうとするんだけど、思考術とか整理術とか色々つかって、色んなことをして、結局自分の中から出てきた答えって、たいがい、今まで人から言われ続けてきてたことだったりするんだよね。
そんなことに1年も2年も悩んでるのって、もったいないの。

自分のことを外から見てる人が言うんだから、正しいに決まってるんですよ。
あんた、上手くいかないのは、人の言葉に聞く耳持たないからだよって。
そういうことなのね。

「自分らしさ」なんかクソ食らえだ

上手くいかない人は「自分らしさ」という言葉を実に歪んで捉えております。
例えば、テストに答えを書いていく時にね、一生懸命問題を解いて「57」って書いて間違って減点されるくらいなら、カンペ見て「60」って書いて点貰うんですよ。
それ、やっちゃいけないって思ってるかもしれないけど、やっていいんです。

学校のテストはカンニングしたら怒れらるけど、社会はカンニングOKなの。
問題解いてる自分に酔ってる場合じゃないんですよ。
点貰わなきゃ、落第するんだから。

そもそも、社会ってそういう風に出来てるじゃん。
僕は料理に興味がないんだけど、おいしいものは食べたいの。
それを自分の力で解決しようとしたら、自分で料理の勉強をして、道具や材料を揃えて、手間暇かけてやんなきゃいけないでしょ。
で、だいたいそうやって作ったものは美味しくないんだ(笑)

だから、僕の代わりに料理の好きな人たちが、先に色々研究しておいしいものを作ってくれてんだよね。
「これが美味いよ」って、カンペ出して、答えを用意してくれてる。
それを食べれば、美味しくて、幸せなんですよ。
満点なんです。

何でも自分でやらなきゃいけないって、そんな無意味なこと、ないんだよ。
人間の面積って決まってる。
使える時間も決まってる。
自分が気付かないこと、得意じゃないことは、人に任せる。
そういう生き物なんです。
そういう世の中なんですよ。

人はたいてい、つまらないことを言う

じゃあ周りの人の言うことを鵜呑みにしてればいいのかっていうと、そうじゃない。
だいたいの人は

「俺、音楽で頑張ります!」

って言うと、いかに音楽で食ってくのが大変かを語るんだよね。
やったこともないクセに。

それって何ですかっていうと、どっかで聞いた話しを垂れ流してるだけ。
世間の常識でモノ言ってるだけなんです。
それは、愛じゃないんだ。

タチが悪くなってくると、音楽の先輩なんかがずーーーっと、いかに音楽は食えないか、聞きもしないのにのべつまくしたててる。
そういう人は、自分が上手くいかなかったもんだから拗ねてるんですよ。
「俺が上手くいかなかったんだから、お前も上手くいくな!」って言ってるだけ。
そんなものは、付き合うだけ時間の無駄です。

あのね、大事なことだから覚えておいてね。
今目の前にいる人は、「愛」で言葉を選んでくれてるんだろうか。
これをじっと見つめて、見極めるんだよ。

例えば音楽で頑張りたい人に、「いいから何か仕事しな」って、愛が無いように感じるよね。
だけど今バイトも何もしてなくて、家賃を滞納してたり日々の生活に困ってるようなら、まずやらなきゃいけないのは、生活をする、まともに生きるってことなんですよ。

だから「いいから何か仕事しな」って、同じ言葉かもしれないけど、「仕事して、まともに生活して、その中でしっかり音楽に使える資金をやりくりしなよ」って意味で言ってることだってある。
それで、実際にやってみたら、それがビックリするくらいその通りだったりするんだよね。

世間の常識を押し付けてきてるだけなのか、愛で言ってくれてるのか。
それを言われた自分は、「我」で反発してるだけなんじゃないのか。
言われた通りにすることで、人生が切り開かれる可能性があるとしたら、どうするのか。

そういうことをじーーーっと見つめて、見極めなきゃいけないね。

愛のある言葉の見分け方

で、そういう自分に対して愛情を込めて言ってくれてる言葉の見分け方ね。
例外もたくさんあるんだけど、愛のある言葉って、ボリュームが小さいんですよ。

例えば世間の常識で「それは難しいよ!」って言うのは、「みんなそう言ってるよ!」って思って言ってるのね。
自分の意見じゃなくて、人が言ってることだから、自分には責任がないから、さも自信たっぷりに、声高らかに言うんですよ。

ダメな先輩も同じね。
自分が上手くいかなかったことを言い訳したいから、それはそれは必死なんです。
自分を差し置いて成功して欲しくないから、無意識で、全力で足を引っ張ろうとするんです。
だから声がでかい。

それに比べて、本当に自分のことを想って言葉を選んでくれてる人っていうのは、ガツンと言ってこないことが多い。
「僕はこう思うよ」とか、「こうやってごらん」とか、そういうイントネーションのことが多いんです。

ガツガツ来る人たちって、何かあるんだよね。
自分が言ってる言葉が間違ってちゃいけないっていう、焦りとか、不安みたいなのを抱えてる。

それに対して、愛のある言葉っていうのはフラットだから、ボリュームが小さい。
角が丸いから、ガツガツくる言葉にばっかり気を取られてると、全然気付かない。

多くの人は、人間として成長すると、大切なことは全部親や友人や仲間から既に教わってたんだってことに気付くんです。
つまり、僕らはもう、大事なことを全部聞いてる。
なのに今上手くいってないのは、ガツガツ来てる愛の無い人をやっつけるのに夢中で、本当は耳を傾けなきゃいけない愛のある言葉を無視しちゃってるんだよね。

それこそが、自分が上手くいかない一番大きな理由なんだよ。

「我」を手放した先に、「個」がある。

矛盾してるように感じるかもしれないけど、「こうじゃなきゃいけないんだ!」っていう「我」を手放すと、その先に本当の「個」、つまり、オリジナリティがあったりします。
これ、日本の伝統芸能だと「守」「破」「離」って言うんだけどね。

まず最初は、お師匠さんの言うことを聞いて、余計なことを考えずに型にはまるんです。
で、徹底的にその型を守る。

どうしてその形になったのか、どうしてそういうことをするのか。
ひとつひとつの行動の意味を噛み締めながら、咀嚼して飲み込みながら、徹底的に型通りにやって、体に落とし込む。

その後、自分の活動の中でちょっとずつ、「ここはこうしてみたらどうだろうか」っていうところが見えてくる。
そこで少しだけ、学んだ型を破る。

みんな初めから型を破りたがるんだけど、それは破ってるんじゃなくて崩れてるだけなんだよって。
型を知らなくても色々思うかもしれないけど、型の意味を知らずに感じるそれと、型の意味を理解してからのそれじゃ、意味がまるで違うんですよ。

で、そういうプロセスを越えてやっと、自分が学んだ型を離れて、自分らしいステージに立てる。
それが「離」の段階なんです。
何年も掛かってたどり着く境地なんですよ。

「守」のプロセスを踏まずに「破」や「離」の段階には、進めないんです。
本当に進めないんですよ。
物事の道理、順番の話しなんです、これ。

まとめ

色々言ったけど、結局は、個性というのは「我」ではなくて、「フラットな精神」からにじみ出るんだよ、っていうこと。
だから、人の言うこと聞くんです。
この人は愛で話してくれてるんだろうかって、見極めるんです。

何回かやって上手くいかなかった方法をずーーーっとやってられるほど、今の時代、優しくないからね。
今上手くいってないのは、自分が正しいと思ってることが何か間違ってるんだって、そういう可能性を疑うんです。

「ここで自分のやってることを曲げたら俺が俺じゃなくなる」って思うかもしれない。
違うんだよ、と。
あんた、曲がらないから事故起こしてるんだよ、と(笑)。

あんたは、何もしてなくても、どうやってもあんたなんだ。
何回寝て起きても、滝に打たれてみても、今のやり方を変えても、とりあえず今世死ぬまでは、どう足掻いたってあんたなんですよ。

それなのに「これを変えちゃ俺じゃない」って、言ってることのスケールが小さいよ。
そんなことより、愛のある言葉を見極めて、耳を傾けて、言うことを聞くんです。

ということで、今心に引っ掛かってる言葉が何かあったら、ぜひ一度耳を傾けてみてください。
メルマガメンバーの方は、これが宿題だから、人によってはすごく大変だと思うけど(笑)、メールに戻って宿題の回答、してみてくださいね。

それでは、また。

コメント

  1. しまだ より:

    自己流でやってうまく行ってたら、そのまま誰にも譲らず自己流で留まってて良いと思います。
    世の中に対して相対的に変化してれば良い。過去の自分と比較して変化してても、世の中と比較して変化してなかったらもう最悪。

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