ミュージシャンのWeb活用、迷ったらこうしよう。

先日書いたフリーランスアーティストのための10ステップという記事が多くの方に読まれていて、とてもありがたいです。
音楽という市場は全然死んでなくて、ただ環境が変わったから、今までと同じ商売のやり方をしていても売れなくなった、っていうだけなんですよ。

だからよく「音楽はもう無料コンテンツだからさぁ」なんてボヤく人がいるけど、やっぱりそういうことを言ってるうちはね、売れないよね。
僕たちには社会環境を変える力は無い訳ですよ。
いかにその環境の中で生きていく方法を見つけるか、ということを繰り返していくしかないんですよね。

ということで、前回の記事には書かなかったWeb活用の形について、今回は語ってゆきます。

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ミュージシャンのWeb活用、迷ったらこうしよう。

Web活用っていうと何かすごく難しいことのような気がするけど、やることは至ってシンプル。
っていうか、アナログとやることは殆ど変わらないんですよ。

そういうことで今回は、できるだけ簡単なツールでサクッとできるWeb周りの構築と運用の方法を、シェアするよ。

1.SNS+ブログ/HP+YouTubeが鉄板

兎にも角にもこの組み合わせは押さえときましょう。
どれかひとつ欠けると、今の時代押しが弱くなること間違いなし。
できたら一枚モノでもいいからHPがあるといいんだけど、ぶっちゃけアメブロだけでもなんとかなります。

ちなみに、SNSはFacebookがオススメ。
小さな額でも広告が打てるから。
投稿する記事だけで人気を作っていくのって、実際大変だし時間も掛かるからね。

2.メルマガは絶対要ります

よくミュージシャンにアドバイスする時にも言うんだけど、メルマガって超絶大切です。
SNSにライブの告知を投げたって、反応ないんですよ、ふつう。

その理由はいくつもあるんだけど、一番大きいのは、SNSへの投稿って、読者が自分に向けられたものだって感じられないからです。
それに比べてメルマガっていうのは、

・直接相手の懐に届けられる
・当事者意識を持たせやすい

という点で、SNSとは全く違う強みを持っています。
だからブログやHPには、きちんとメルマガの登録フォームを置いておきましょう。
それでも、普通は「登録できます」って書かれてたってメルマガなんか登録しないから、プレゼントと交換するのが鉄板。
そこは、前回の記事でも同じことを言っているので、割愛します。

あと毎回言ってるけど、メルマガの記事も適当にライブ情報を投げてるだけじゃダメですよ。
届いて嬉しい内容になってないと、「こいつのメルマガつまんねぇ」なんて思われたら、どんなに送っても読まれませんから。ぶるぶる。

3.メルマガの記事はブログで補完

これもよく言ってるんだけど、ブログをメルマガの保管庫として活用するのは良い手です。
特にいいのは、過去のメルマガ記事を新しい読者の方にも読んでもらえる点。

人の魅力というのは、その人のストーリーをどれだけ持っているかで決まります。
あなたに興味を持ってくれた人は、勝手にあなたのストーリーを集めて、あなたのことを好きになってくれます。
ブログの強みだよね。

あーただ、同じ記事でもブログにアップした時は画像を入れてみたり、フォントを調整したりして見せ方も工夫しましょう。
そのブログしか見てない人だって居るんだしね。

4.DL販売は導入必須

アナログでの集客やCDやグッズの販売だけでやってくのは、実際かなり大変。
今日のメルマガでも書いたけど、毎月10万円をライブで稼いでも、5人のバンドで分け分けしたらお小遣いくらいにしかならないんだよね。

だから、自分たちが居ない場所でもお金が生み出される仕組みというのは、絶対あった方がいいです。
っていうか、これ無しでやっていくっていうのは、もうあり得ないんじゃないかな。

特に音源って、一度買ったら同じものはもう買わないでしょ?
だからどれだけのリスナーにプレゼンできるかっていうことがとても重要です。

DL販売は、方法は色々。
オススメはやっぱり、iTunesみたいな大手に置かせてもらうこと。
アグリゲーターと呼ばれる仲介業者も沢山あるから、ちょっと調べて好きな所でやればいいと思います。

手軽にサクッと始めるなら、Bandcampがオススメ。
残念ながら日本語対応してないサービスで、支払いもクレジットかPayPalっていうまだ日本じゃ普及してないサービスなんだけど、とにかく早くスタートが切れます。

bandcampのアカウントの取り方はこのブログでも解説してて、お客さんにbandcampで音源を買う方法を教えてるページもあるから、よかったら使ってください。

・→自分のwebページで自分の曲を売れるようにしましょうそうしましょう。
・→デジタルアルバムを購入する方法【bandcamp】

ちなみにbandcampは海外だと全然スタンダードです。
日本よりも音楽に対してアグレッシブな海外市場を目指していくなら、選択肢としては全然アリですよ。

5.ストーリーを伝える

例えば、お客さんにデジタルアルバムをDLで買ってもらうことを目標にしたとしましょう。
ブログやSNSの投稿にbandcampのプレーヤーを埋め込んで、「バンドの曲です」って説明書きを置いて公開して、売れますかね?

ええ、売れません。
絶対に売れません。

なぜかというと、その記事に魅力がないからです。
人は買い物をする時、「これを買ったらアレがこうなるなぁ」とか、「あーでも予算がこれくらいだから、あっちも欲しいし」とかね、悩んでるのが楽しいんです。
ここでどれくらい楽しめるかで、買い物をするかどうかが決まります。

魅力を伝えるには、とにかくストーリーを語ってお客さんにイメージさせることです。
そのイメージがどれだけ楽しいかで、その品物が売れるかどうかが決まります。
時には動画で、時には文章で、込めた思いや裏話、潜ませたメッセージまで、その品物に関するストーリーを、できるだけ沢山語ります。

純粋に音楽だけを楽しんでもらいたいのが音楽家なら、その音楽に色々な付加価値を付けて販売するのが商人(あきんど)です。
どちらが良い、ということはなく、良い曲が良い形で届かなきゃ、誰にもその音楽の良さを感じてもらえません。

音楽家であり商人でもあるフリーランスの必要条件は、音楽家としての自分と商人としての自分を上手に同居させること。
これって、ものすごく大事なことです。

6.人がうまくやってる事例をマネする

どの業界にも、その商売で上手くいってる人って絶対にいるんです。
だからその人たちが何をして上手くいってるのかを、しっかり見つめてマネしましょう。

ミュージシャンやってると演奏の上手さとかその辺ばかりに目がいっちゃうけど、それじゃあ商人としては×だよね。
この人たちはどうやってお金を作ってるんだろうか。
そういうところをね、じっと見つめるんです。

演奏の良さが大切なのは、初めっから分かってるじゃないですか。
その演奏の良さの周りに、沢山の仕掛けがあるんです。
それを見つけること。
マネすること。

フライヤーはどんな構造をしてるのか?
HPやブログはどんなデザインになってるのか?
動画のアングルは?
リンクの位置は?
販売ページにはどんな説明が書かれてる?

そういうことをつぶさに見ていって、納得できたものをマネします。

まとめ

ね?
アナログでやることと殆ど同じでしょう?

ネットの活用っていうのは、要は通信販売です。
特にDL販売っていうのは、ページの構成や誘導経路、コピー(書かれている文章)がうまく出来ていれば、あなたが風呂に入っていても眠っていても屁をこいていても売り上げを上げてくれます。

しかもネットっていうのは世界と繋がっているから、やり方によっちゃあ市場はこの地球いっぱいです。
日本であまり受けない音楽をしてるからって僻んで不貞腐れてる暇なんか無いですよ。
世界が待ってるんだからね。

そういうことで、やっぱり読まれるブログとか広がりやすい投稿とかネタの集め方とか色々あるんだけど、まず大まかな概要としては、こんな感じがいいと思います。
当然時代が変わったら必要なツールも変わるから、この記事を読んでる未来の方は、ツールの名前じゃなくて話しの本質的な部分を抜き取ってくださいね。

それでは、今回はこの辺で。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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