新曲は購入予約が入るまで作るな!ライブ構成はお客が埋まるまで組むな!お客を集める前に商品を作るな!

とても簡単なことなのに、みんなが勘違いしてるから間違った常識になっちゃってることがあります。古いところだと、

「上手くいくノウハウは、絶対に人に言わずに抱え込みなさい」

とか

「自分にとって有効な人材は他に行かないように抱え込みなさい」

とか。これ全部嘘だから、現代人諸君は信じちゃいけないよ。

そんな訳で、僕らが持ってる常識っていうのは、だいたいが人からなんとなーく流れてきた誤情報だったりするんです。だから今回は、僕の周りで一番多いニセモノの常識をひっくり返します。

時代が変われば常識も変わる。あなたの常識、んもう古いかもよ?

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中華iPhoneはニセモノのシンボル。これはこれで毎回楽しみにしてたりして。

新曲は購入予約が入るまで作るな!ライブ構成はお客が埋まるまで組むな!お客を集める前に商品を作るな!

ちょっと考えれば分かることなんです。先に商品を作ってそれを売るよりも、どんな商品が売れるか分かってから作る方が楽だし、リスクも少なくて済みますよね。何より、音楽っていうのはそういうことが出来る商材です。

売れる確信のあるものを作る。

こんなに簡単で、楽なことはないです。そして、簡単で楽でいいんです。あなたが本当にやりたい曲、聴いてほしい曲は、その後に作るんです。自分が出したいものよりも先に、まずお客さんが欲しがるものを出す。これ、商売の鉄則です。

売れるものはどうすれば分かるのか?

どんなものが売れるのか、受け止められるのかってことは、兎にも角にも人を見ることでなんとなく分かります。

売れるものを見つけるには、まずあなたのファンの方をよく見てください。どんなニュースに感心があって、どんな不安や不満を抱えていて、どんなものに喜びを感じるんだろう。そんなことを思って見つめていると、自ずと、

「これかな?」

というものが見えてきます。

あなたのファンが買うんだから、あなたのファンが好きなもの、もとめているものを出してあげればいいんです。今まで一度もあなたのライブにお客さんが来てくれたことがないんだ、という人を除けば、少なくともあなたのライブのために手間と時間を掛けても良いという人が、最低でも一人をいる、ということでしょ?

仮にその人がまだファンと呼べるレベルでなくても、もうね、あなたの中で勝手にファンということにしちゃう。そうして普段話している時とかにね、

「この人はどんな不安を持ってるんだろう?」

「どんなことで喜ぶんだろう?」

そう思って見つめるんです。それだけで、随分とやるべきことが見えてきますよ。



人が求めるものと、好きで得意で勝てるものをブレンドする。

歌詞を書くのが得意な人には、歌詞を聴くのが好きな人が集まります。ギタープレイが得意な人には、ギタープレイを聴くのが好きな人が集まります。

そういうものはさっきの話しと一緒で、お客さんも口にしやすいんです。

「優作くんのギター、どうやってんのか全然わかんないけど、スゴイよね!」

みたいな感じで。これはとても大切なことなんです。言葉にできるってことは、分かりやすいっていうことです。分かりやすいことは、あなたの大切な、好きで得意で勝てるもののことが多いからね。

でも、その人が個人的に求めてるものっていうのは、殆どの場合言葉になって出てくることがありません。さっきの項でも話しましたが、それはあなたがお客さんに興味を寄せて、しっかり見つめて、見つけてあげないといけないことです。

で、見つけたら、それをあなたの好きで得意で勝てるものとブレンドして、商品にするんです。例えば僕の場合だと、歌詞を聴くのが好きな方がファンにいたら、その人をよーく見つめるんです。普段の会話とか、SNSへの投稿とか、そういうものを総動員して、その人のニーズを想像するんです。

それができたら、今度は僕の作詞能力の出番。その方が不安に思っている(であろうと思しい)ことに僕なりの答えを出して、それを歌詞にする。すると、その答えがどうであれ、自分の不安に大してひとつの答えを提示されたことに、お客さんは感動するんです。

お客はひとりじゃない。商品もひとつじゃない。

完全にじゃんけんと同じですね。後出しが勝つんです。むしろ、後出しして負けることの方が難しい。

でも、あなたのライブ会場には、歌詞が好きな人も来ればプレイが好きな人も来れば容姿が好きな人も来れば声が好きな人も来ればキャラクターが好きな人も来ます。てんでバラバラのニーズの人たちに、どうやってアプローチを掛ければいいんだろうか。

その答えは、「ひとつにしか答えない」であり、「全部に答える」でもあります。

例えばライブの構成の場合、僕はそのライブで楽しませてあげたい人を一人決めて、その人の喜ぶ構成を徹底的に考えます。だから基本的には、ひとりの人だけのために全体を組み上げます。

でもその中で、ギタープレイを聴かせるセクションというのを少し作るんです。そうやってギタープレイに惹かれている方と、ギターを弾きたい自分を喜ばせます。

容姿にファンが付く人なら、カッコ良いステージ衣装を着て、髪型もバッチリ決めて、メイクなんかもしちゃうんです。キャラクターを愛されてる人なら、途中にトークの時間を取ったりして、キャラクターと触れ合えるようにするんです。

分かりますか?

たったひとりのニーズに答えつつ、その他の方のニーズにも答えることって、実は簡単にできるんですよ。大切なのは楽曲によってライブによって、その答える優先順位を調整することなんです。

まとめ。

今回は「曲を作ってからその曲を売るにはどうしたらいいかを考える」という間違った常識に、メスを入れてみました。

もちろん、今あるものを売るというのは大切なことです。そのためのノウハウはこれまでもシェアしてきたし、これからもシェアしてゆきます。

だけれど、そもそも自分のファンが、人が求めているもが何かということを先に掴むことが出来たら、そんなことに掛けるエネルギーは、もっと少なくてもいいんです。だって、みんなが欲しがってるものを作るんだから。

冒頭でも言いましたが、音楽というのはそういう後出しが出来るものです。あなたのファンはどんな不安を持っていて、どんなことに喜びを感じるんでしょう?自分のことを理解してもらうために奔走する前に、相手のことを理解するためにじっくりと見つめてみてはいかがでしょう?

それでは、今回はこの辺で。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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