僕が半年以上まともに営業できなかった東京でワンマンライブのチケットを完売した方法。

リスナーのレベルがどうとか、音楽にお金を出す人がいないとか色々言われていますが、パフォーマンスを仕事にしていく上でこんなにいい時代は過去ありませんでした。

例えば80~90年代っていうのは、日本の音楽業界は異常なバブルに見舞われていたんですよ。メディアが限られていたから、そこに露出することでバンドやアイドルがまさに金の成る木にすることができた。

だけど個人がYouTubeやSNSやブログのようなメディアを持つことができるようになって、世の中のバランスは大きく変わりました。僕らは自分をテレビ局にして、なおかつ自分と相性の良い人を選んで情報を発信できるようになった。

そして、その時代はさらに速度を上げて、次の変化に向けて流れています。ハッキリ言って、遅くとも今年中くらいには現在の商いの基本を押さえておかないと、来年はもっと大きな流れに置いていかれます。

今からでも間に合うから、まずはトライすることです。「上手くいかない」と「上手くいった」をいくつも経験して、商売の勘を磨く。早く始めた人から上手くいくことだから、迷ってるのはもったいないですぞう。

僕が半年以上まともに営業できなかった東京でワンマンライブのチケットを完売した方法。

今の時代の商いを一言で言うなら『繋がり』です。実は今までもこの『繋がり』というのは商いの重要なキーワードだったんですけど、それを改めて見直すべきタイミングなんです。

例えば僕、つい先日ワンマンライブを開催したんですよ。場所は東京恵比寿。小さなライブバーで、席数15人限定で開催しました。

チケットは3000円。よくあるライブハウスのブッキングイベントの倍くらい。で、どれくらい売れたかっていうと、完売だったんです。お客さんの都合で当日キャンセルなんかもあったんですけど、それでも目標の販売数はクリアしました。きちんと売り上げにもなってます。

どうして僕が半年以上もまともに活動できていなかった東京で、きちんと目標をクリアできたか。ポイントをいくつかシェアしてゆきます。

少人数開催に限定した。

まずはこれ。馬鹿にされるかもしれないけど、そもそも楽器を持って営業に行ける訳じゃないから、今以上のお客様を生み出せるかどうかっていう部分は完全に未知でした。

商いには『ギャンブルをしない』という原則があります。儲かるっていう核心が無い限り、余計なことはしません。だから、僕は初めから確実にクリアできる目標人数に絞り、そこにマッチする箱を選びました。もちろん、箱の利用料金や、オーナーの人柄もしっかり考慮していますよ。

企画の規模なんていうのは、こういう小さなスタートを何度も切って、売り上げを上げていって、それをやりくりしてどんどん大きくしていけばいいんです。初めからウン十人、ウン百人規模のところで無理する必要なんかないない。

あと色々ぶっちゃけちゃうと、100人キャパの箱に70人入れるのと、15人限定席を完売するのだど、『完売』っていう言葉が使えるか使えないかっていう部分で大きな差がでます。役に立たないプライドは置いておいて、まずはきちんと自分が売れている、人気があるという風に見えるということが大切。これも商いのコツだから、覚えておこうね。

SNSやブログの更新を止めなかった。

今回お誘いを投げて残念ながらスケジュールの関係でお越し頂けなかったお客様の中にも、

「いつもブログやFacebookを拝見しているので、勝手に親密になった気になっていますw」

というお返事を下さった方が何人もいました。これがめちゃくちゃ大切で、例えば学生は隣のクラスのよく知らない人に「遊びにいこう」って誘われるよりも、同じクラスで普段からよく話す人から誘われた方が、行く気になるんですよ。もちろん、その友人が楽しくて素敵なヤツだ、っていう条件は要りますけどね。

つまり、僕はファンのみなさんにとって、同じクラスの楽しそうなヤツになれている、ということなんです。できるだけ毎日楽しいブログを書いて、TwitterやFacebookに楽しい投稿をして、他の方の投稿にコメントをしてちょっとやりとりをしたり・・・

そうやってファンの方、仲間達との関係性を育て続けてきたです。関係性を育てるなんて言うと冷たい感じになりますが、要は仲良くなった、憧れてもらえるようになった、ということです。

そのためにはもちろん読みたくなるような記事や、つい笑ってしまうような写真、見入ってしまうような動画をアップしなきゃいけない。そこはそこで初めからセンスがあったんじゃなくて、毎日の更新の中で磨かれてきたことです。

お誘いのレターに力を入れた。

ファンの方との関係性が出来上がった状態でも、タイムラインに事務的な情報を流すだけじゃ弱いです。何が必要かって、それを読んだら

「この人がこんなに言ってくれるんだから、これは行かなきゃ!」

ってファンの方がワクワクするようなレターです。つまり、お誘いのメール、メッセージですね。

ここで重要なのは、普段のメッセージで発信しているテーマと矛盾しない文章を書くことです。例えば、毎日タバコを吸ってる人に「タバコはやめといたほうがいいよ」なんて言われても、全然説得力がないでしょ?

僕のアーティストとしてのテーマは、『心との向き合い』です。これは僕が鬱を経験していることからのものなんですが、この辺の詳しい話しは次の項で。とにかく、普段の自分をより洗練させたようなお手紙を書く。そしてそれを直接一人ひとりのファンの方の懐に届ける。

当たり前だけど、それだけなんです。

自分のキャラクターを作り上げた。

これ。これが一番大事というか、一番最初にやるべきことです。

キャラクターが決まるとどうなるかっていうと、普段発信する記事や動画のテーマが一貫するんです。それが前項の、アーティストとしてのテーマになって、あなたがあなたのお客さんを選ぶためのキーワードになります。

例えば、僕のテーマである『心との向き合い』。これ、『心との向き合い』そのものに興味がない人や、胡散臭さを感じる人は、そもそも振り向かないですよね。逆に、テーマそのものや、僕が発信している解釈に共感してくれる方は、

「素晴らしい!」

と言ってついてきてくださるんです。分かりますか?キャラクターを決めるというのは、お客さんを決めるというのと同意義なんです。だから、

・自分の中にある本当に大切にしているもの
・乗り越えてきた悲しい思い出
・仲間やファンの方から言われた、自分では思ってもみなかった自分の魅力

といったものを総動員して、自分という役柄をしっかりと作り込んでいく。大切なことは、自分とは全く違う人柄を演じる必要はないということです。むしろ一貫した自分でなければ、よほどの演技派でもない限り違和感と矛盾を産むだけになります。

この辺は一日セミナーになるようなテーマなので深く解説ができないのですけど、本当に本当に、自分のキャラクターを掴むということは大切なことなんであります。

まとめ。

ということでまとめると、今回僕がワンマンのチケットを完売できたのは、

①自分のキャラクターをしっかり掴んで
②そのキャラクターにのっとって普段から楽しい投稿をしていて
③繋がりの太くなった方に丁寧なお手紙を書いて
④少人数限定で忙しいフリをした

からです。もちろん、黙ってたってファンの方があなたの情報を探しにきて飛び込んでくるような熱い魅力的なパフォーマンスができるのなら、それが一番いい。

だけど、それだけじゃ無い、何か足りないものを補いたい、そういう方がこのブログを見てくれているはずです。キャラクターの作り方や読まれる文章の書き方は、このブログでもちょいちょい書いているので、探して読んでみてください。

それよりももっと詳しく知りたい、学びたい、自分の場合はどうなるのかを聞きたいという方は、セミナーや個人セッションのご依頼を頂くか、メルマガを登録してそこにご質問をください。

それでは、今回はこの辺で。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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