あなたがあなたのお客さんを選ぶ。そのためにまず言葉を選ぶ。マーケティングで使える、言葉の魔法。

何の負い目もなく断言します。言葉は魔法です。例えば、

「愛って大切だよね」

と言うと、

「そうだよね!」

という人が集まってきます。人は自分の感情や感性を理解してくれる人、共有できる人と居ると心地よさを感じる生き物です。だから

「音楽って食えないよね!」

って言ってると

「そうだよね!」

と言う人たちが集まってくるし、

「アイドルJKは最高だぜ!」

って言ってると

「そうだよね!」

と言う人たちが集まってくるんです。何となく、分かりますよね。

もちろん色んな価値観の人がいるから、大々的に自分の価値観を公言していると反論や批判がきたりすることもあります。だけどそれは自分の価値観が人の価値観を刺激するくらい発信できている、ということ。これはまた別の話しなんだけど、反論や批判が出てくるようになったら、上手くいってると考えていいです。

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人を選ぶには言葉を選ぶ。

あなたがあなたのお客さんを選ぶ。そのためにまず言葉を選ぶ。マーケティングで使える、言葉の魔法。


言葉で人を選ぶ、っていうのは、お客さんを選ぶ、という意味でもあります。

例えば、《1円でも安く!》が売り文句のお店は、1円でも安いものを買いたい人を集めますよね。逆に《高品質で安心安全》が売り文句のお店は、高品質で安心安全なものを買いたい人を集めます。

ここで「安い方がいいに決まってる」って感じた方、「高品質で安心安全のがいいのかもしれない」と何かが頭の中でカチンと音を立てた方は、気を付けてください。これ、どっちでもいいんです。

たとえば、事業を立ち上げたばかりでお金が回っていない時なんかは、やっぱり1円でも安いものを買う必要があることだってあるんです。だけど誰かと会う時に汚い格好をしていきたくない時は、高品質な洋服なんかを揃えていった方がいいこともあります。時と場合によるんです。上手く使い分ければいいんです。

本質はやっぱり、言葉が人を選ぶということなんです。どっちを選ぶ方が正しい、というのは、ないですからね。

話しを元に戻しましょう。あなたはどんな人をお客さんにしたいですか?ということなんです。そこはやっぱり、あなたが一緒にいて心地いい人をお客さんにしたいですよね。

これはパフォーマンスのファンという意味でも、先生業をしている方の生徒さんの作り方、という意味でも、技術やサービスの提供をしている方にも、同じことが言えます。あなたが愛が大切だと思っているなら、

「愛が大事なんだー!」

と、ブログやSNSで公言してしまうことです。公言することによって、「胡散臭いなぁ」とあなたに距離を置く人が現れる一方で、「この人分かってるなぁ」とあなたとの距離を縮める人が現れます。

より太い縁を掴む。

人と人の縁は分からないものです。それはもちろん、販売者とお客様という関係の中でも同じことが言えます。あの時

「愛が大事なんだー!」

と公言したことで、出会えなかった人、出会えた人、色々あります。ここで、出会えない人を生み出すことを、恐れちゃいけないんです。

例えばあなたが愛に基づいて、歌うことを通じてクライアントの人生を豊かにすることを目標にしているボーカル講師だったとしましょう。それなのに、クライアントが

「愛なんて胡散臭いもの、どうでもいいんだよ。アンタは俺に歌の技術だけ教えてりゃいいんだ。」

というスタンスだったら、悲しいですよね。もちろんそれが自分に対する試験なんだ、試されてるんだ、と思えるマインドは必要です。だけど、回避できる悩みなら、回避すればいいじゃない。

どうせだったら、初めから

「先生!僕、先生の愛情を感じています!」

くらい素直で自分とシンパシーの合う方とセッションをしたいものです。いやまぁ、こんな言葉を使わなくても、感情や態度である程度伝わるんだけどね。

You下駄履いちゃいなよ!

パフォーマンスのファンにしたって、同じです。表現事は、ふたつの科目のテストのようなものです。ひとつは、純粋なパフォーマンスの魅力。これは100点満点。次は、人間としての魅力。これも100点満点。

分かりますか?表現事は、200点満点のテストなんです。だからパフォーマンスの魅力”だけ”を追求しても売れない、ということがあり得ます。人間としてはいいんだけどねぇ、という人が売れないのも、そのせいです。

ただ、初めから自分がお客さんにしたい人を選んでおくことで、つまり、あなたが大切だと思っていること、素敵だなと思っていることを公言しておくことで、あなたに共感を持つ人を集められるんです。そんな人たちを集めることができたら、最初からテストの点数に40点くらいの下駄を履いているのと同じ。その方があなたにコンタクトをとったり、あなたの前に現れた時、あなたは既に赤点は回避できてるんです。

仲間同士でワード管理もしちゃいなよ!

お客さんと仲間というのは被る所もあったりして中々切り分けるのが難しいものです。だけど、例えばバンドのFBページを運営していく中で、

「それは僕たちが作っていこうとしてるイメージを壊しちゃうんじゃない?」

とか、自分のボーカルスクールのブログ記事を読んで

「これって、こう感じたんだけど、それでいいの?」

というアドバイスを仲間と送り合うのは、とても大切です。何故って、人は自分のやってることを外から見つめることが下手だったりしますから。ちょっと機嫌が悪い時にページを更新した時に、普段なら考えもしないようなことを書いちゃうことだってあるんです。

あなたの記事に感じたままを語ってくれる信頼できる人を、あなたのアドバイザーに置いておくことです。そしてあなたは、努めてその方の意見に耳を傾けるようにします。もちろん100%言うことを聞かなきゃいけないっていうことはないしね。

自分では気付けないところに気付かせてもらう。言葉ってのは本当に力があって、だからこそ、ここまでする価値はあるんですよ。

まとめ

テクニックや知識って、高めていくとある程度似たようなところでまとまります。だから外から見てると、一定のレベルを越えた人たちってあんまり違って見えないんです。iPhoneとAndroidスマホの違いが分からない人って、こんな感じ。両方に触れてみたり、片方に精通していたりしないと、判断ってできない。

逆に、人柄がよくっても売り出しているものが微妙だと、長続きしません。よくパッと出てスッと消えるタレントがいるけど、それがこのパターン。

素敵な人が素晴らしいテクニックを持っている。
あんなにハードな音楽をしているのにめちゃめちゃ優しい。

どっちも良いギャップですよね。こういうのに、人ってやられちゃうんだなぁ。だから、本当にマーケティングとベストマッチした表現事は、100+100の200点満点じゃなくて、100×100の10000点満点にだってなれる。

だからまず、せっかくSNSやブログがある時代だから、自分の大切だと思ってること、素敵だと感じたことを、大きな声で公言してみましょう。

マザーテレサは「愛の対義語は憎しみでなく無関心」と言ったけど、好きの対義語も嫌いの対義語も無関心です。無難な投稿やイメージを沸き立たせない記事で人の関心を躱し続けるくらいなら、8割を切り捨てて残った2割の人と熱いコミュニティを作っちゃえばいいんです。

それが1000人の目に留まれば、200人があなたのファンになります。10000人の目に留まれば、2000人があなたのファンになります。

あなたの好きなもの、素敵だと思うもの、どんどん教えてください。

それでは、今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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