あなたが幸せにできない人がいる。それって、すごくいいことだよね。

世の中には色々な人がいて、あなたと似た人もいれば、あなたと全く違う人もいます。そんな中で音楽で商売をしていこう、っていうんだから、そりゃあもう大勢の人を切り捨てなきゃいけないんですよ。

最近難しい話しが多いんですが、商いをしていく上では絶対避けて通れない話しです。すぐに直感して自分の活動に落とし込める人は1000人にひとりくらいです。一生懸命分かりやすく書くので、今ひとつピンとこない人も是非、そういう考え方もあるのだと思いながら読み進めてみてください。

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僕はジェイデッカー派だけど、マイトガインがいいと言う人もいる。

あなたが幸せにできない人がいる。それって、すごくいいことだよね。


ポップスが好きな人がいます。かと思えば、ロックが好きな人がいます。こちらにはJAZZこそ至高という人がいて、あちらにはブルースが人生と語る人もいて、振り返ればファンクに魂を売り渡したアフロが揺れています。

ロックが好きだというから「俺も好きなんだ」と近付くと、お前が知っているのはロックじゃねぇと頭ごなしに切って捨てられ、かと思えば曲の成りはポップでも魂を感じればロックだという温厚派がいて、すれ違い様にロックは音楽のジャンルじゃなくて生き方なんだと葉巻をくわえた口で笑うバイク乗りがいます。

音楽ファンと一言に言っても、その生態は多種多様。歌詞が理解できなきゃ音楽じゃないと思ってる人もいれば、楽曲はよく分かんないけど歌ってる人が好きだから聴いてるという人もいて、さらにはアーティストには興味がなくてとにかくいい音楽だけあればいいとか、本当にキリが無い。

こんな人たちを全員あなたの音楽で幸せにできるだろうか?無理です。絶対無理。海水にしか住めない魚を「こっちの水の方が美しいから」といって淡水の水槽に突っ込むようなもんです。価値観の押しつけってやつですよ、それは。

それはあなた自身が、得意じゃない音楽があるということが証明しています。あなたが得意じゃない楽曲、好きじゃない楽曲も、をれを作った人は最高だと思って奏でてるかもしれないじゃないですか。その人の作品に救われて毎日を生きるエネルギーを貰っていたり、自殺を踏みとどまった人だっているんです。あなたがどれだけくだらないと言い張ろうと、あなたが嫌いな音楽のファンは絶対にいなくならない。

それって、とてもいいことなんですよ。

あなたの音楽が届かない人だって、他の音楽で救われて幸せになれるっていうことなんです。それは音楽以外の、映画かもしれないし演劇かもしれないし絵画かもしれないし造形かもしれない。

分かりますか?

あなたの音楽が届かなくても、幸せになれる人がいるってことです。

でもそこであなたが素晴らしいパフォーマンスを世に放つと、他の誰かでは幸せになりきれなかった人が幸せになれます。あなたの作品が素晴らしいといって付いてきてくれる方は、あなたと出会う縁があって、あなたの作品に満たされてるんです。もっと満たして欲しいと思っているんです。

逆にそうじゃない人たちは、他の何かで楽しむんです。他の何かで幸せになるんです。その人たちは、あなたが担当する人じゃないってことなんです。他の誰かが、その人たちの幸せを担当してるってことなんですよ。

だからあなたは、あなたの担当している人たちをトコトン幸せにするんです。あなたの楽曲や演奏だけじゃなくて、考え方や感じ方、表情や言葉や服装全部を総動員して、その人たちを楽しませるんです。

安心してください。あなたが幸せにできない人たちは、どこかで他の誰かに楽しませてもらってます。それはよそ見をしないで、あなたが担当している人たちにエネルギーを注ぎ切るんだよ、ということなんですよ。

ということで

今回はちょっと難しい話しだったかもしれません。ピンとこなくても大丈夫だから、安心してくださいね。

ざっくり簡単に言うと、あなたの前を通り過ぎる人に心を揉んで、立ち止まってくれている人に集中しないっていうのは、いけないよね、という話しでした。どんなに身近でも、あなたの音楽が届かない人がいたら、

「この人は僕の/私の担当じゃないんだな」

と思って、あなたの担当の人に視線を戻してください。そうすると自然にファンは増えるし、集客や売り上げも上がってきます。

では、今回はこの辺で。最後までお付き合い、ありがとうございました。

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