未熟なまま、今すぐ専門家を名乗ろう。

昨日2時間くらい汗だくになって歌ってたら、何かいい感じのポイントを掴んでその後もう2時間くらい小躍りして喜んでました。
ちょっと録音して聴いてみたら前よりも歌詞が前に出てるし、普段の話し声にも近くて、ええんちゃうかこれふふふ。

いやね、少し前に歌声より話し声の方がいいねって言われて、ずっとどうにかできないかなって思ってたんですよ。
ちょっと考えてみたら、歌は話し声よりも「こうしなきゃいけない」っていう思考のブロックがたくさんあるなって気付いて。
だから今まで教わってきたこととかはとりあえず置いといて、お喋りの声みたいに自分が気持ちよく響いてるって思うポイントを、いかに力を込めずに見つけられるか、みたいなことをずっとやってたんです。

ベテランよりもポッと出てきた新人の方がずっと良いことってありますよね。
こういう先入観が増えてくると、きっとつまらなくなっちゃうんだろうなぁって。
きっと他のことにも当てはまるから、心しておかないとなぁ。

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いい感じの何かを掴んだ時に書いておく「ええ声ノート」。

未熟なまま、今すぐ専門家を名乗ろう。

たとえばあなたがちょっと気になる人が居て、あの人は何をしてる人なのかなって思った時に、共通の知り合いが

「あの人はフリーランスのミュージシャンなんだよ」

って教えてくれたら、

「あぁ、そっか。あの人はプロのミュージシャンなんだ。」

ってなりますよね。
会社の中でそもそも役割りに名前が付いているところで生きているなら楽だけど、社会の中で人をその人の役割りたらしめているのは、実はこういう口コミの言葉だったりするんです。
で、こういう役割りがはっきりしていると、分かりやすいんですよね。

あの人がプロのミュージシャンだって分かるから、じゃあ、ちょっとライブに行って聴いてみようとか、音源を買ってみようかなんて思う訳です。
歌の先生なんだって分かるから歌を教わろうと思えるし、レコーディングエンジニアなんだって分かるからレコーディングをお願いしようと思えるんです。

言いたい事、何となく分かりますか?

今すぐ専門家を名乗れ!

音楽なんかやってても、

「もうちょっと上手くなったらライブします」

なんて言ってる人は、いつまでたってもライブなんかしないんですよね。
それと同じで、仕事も、

「もうちょっと実力がついたら始めます」

なんて言ってるうちは、いつまで経ったって始まりっこないんです。
だいたい、実力が上がると、上がったなりの問題が見えてくるもんです。
もうひとつ上がると、もうひとつ上の問題が見つかるんです。
追い掛けているうちに歳くっちゃって、あーあの時もっとああしてたらよかったななんて思いながら死んでいくのなんか、嫌じゃない。

あなたが今抱えている問題をクリアした先にあるのは、万事修めて準備万端という決意の朝ではなくて、次の問題が見つかってまだ進めない追い込みの日暮れです。

「よし、やろう」

と決めて未熟なまま立ち上がらないと、いつまで経っても僕らの表現というのは仕事に変わってくれません。
事務所所属もフリーランスも、周りの人との関係性の違いだけで、あなたがあなたであるということには何の変わりもありませんよね。
僕はレーベル会社に所属していたことがあるけど、僕という人間は何一つ変わりませんでした。

まだ事務所やレーベル会社に入っていなくても、フリーランスとして仕事を生み出せていなくても、

「私はミュージシャンです!」

「僕は役者です!」

「俺はダンサーだ!」

ってさ、宣言しましょう。
誰に何してるの?って聴かれても、胸を張って答えましょう。
そうしてると、周りの反応が変わってきます。
あなたの居ないところで

「あの人何してる人なの?」

って話しになった時に、

「あの人はフリーランスのミュージシャンだよ」

って会話が生まれるためには、まずあなたが

「僕はフリーランスのミュージシャンです!仕事で音楽をしています!」

と宣言することなんです。
嘘のような本当の話し、一度試してみてください。

え?
もしそれで実力に合わない仕事がきちゃったらどうするのって?

そんなもんラッキーだと思って、死ぬ気で準備して、死ぬ気でやってきて、玉砕すりゃいいんですよ。
それを繰り返す中で、本当に求められているポイントやレベルの基準を体で学ぶことができるんです。

それが出来ないのなら、あなたそれは本気でプロになりたいって思ってないってことですよ。
本気になったら、やるべきことが分かったら、止まらないものですから。

ということで、今回はちょっと脅かすような内容になりました。
いやでも本当にね、スゴイ人たちっていうのは未熟なころから動いて動いて動きまくってるもんです。
考える前に動いてきてるんです。

独立って論理的にーとか、もっと戦略的にー、っていう印象が大きいかもしれないけど、案外そういうものなんですよね。
お互い、これからもバンバン動いていきましょう。

ということで、今回はこの辺で。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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