「最高の答え」は「最高の問い」でしか得られない。その①

今日何をするべきか、ということを考えると【何をしてもいい】、という答えが得られるものです。

でも、釈然としない感覚、ありませんか? あなたにはやるべきことがある。僕たちはそれを見極めないといけないですよね。

今日、もっと言うと今この瞬間に何をすべきなのか。【○○をすべきだ】という最高の答えを得るには、それに見合った最高の質問を投げ掛けないと、です。

Pensive person

行きたい場所が分からなければ、最初の一歩も分からない。

「私、どっちへ行けばいいの?」

「それは君がどこに行きたいかによるね」

「別にどこでもいいわ」

「なら、どっちへ行ってもいいさ」

これは、不思議の国のアリスの序盤にある、アリスとチェシャ猫の会話です。チェシャ猫の言うことは、もっともだと感じませんか? 世界は360度もあるのに、目的地が分からない人に「あっちに行くといいよ」とは言えません。

この問答が、毎日僕たちの中で自問自答として行われている訳です。今日何をすべきか、と問う自分と、何をしたいのか、と問う自分。

もう分かりますよね。そう、どこに行きたいのかが決まればいいんです。

行きたい場所を見つけるには

表現に携わっている方は、既に何歩かのステップを踏んでいて、なんとなく自分が進みたい方向を理解していますよね。もしかしたらそこで

「そっちに言ってもロクなことがないぞ。」

「どうせお前には無理だぞ。」

なんて声が聞こえる人は、とりあえず無視、無視です。じゃあどっちに行けってんだ、ってところでグルグル回って辛くなるのがオチ。何か感じるものがあるのなら、トコトン進むべきです。

でも、例えばやりたいことが音楽だとしても、音楽にだって色々、本当に色々あります。ジャンルや演奏する楽器はもちろん、何かを教える人や、音響、環境整備、ローディー、プロデューサーエンジニア作曲家・・・

既に存在している役職に就く必要は無いんですけど、その細分化された中でも自分が何をしたいのか、ということを見極めないといけない時があります。もちろん、見極めずに楽しく付き合う、という選択肢だってあるんです。あくまで、もう一歩踏み込むのなら、という話です。

だから、どんどん問いを小さくしていくことが大切です。

あなたは音楽で何をしたい?

心行くまで演奏がしていたい、ということなら、話は簡単。何か他の職について、その合間に音楽を堪能する時間を作ればいいんです。

でも、音楽でお金を作りたい、ということなら、まずは音楽で何をしたいのか、ということを問い掛けなければいけません。この「音楽」というのは、世の中にある音楽を全て指す概念的な言葉ではなくて、あなたにとっての音楽という意味です。

あなたにとっての写真。
あなたにとってのダンス。
あなたにとっての絵。
あなたにとってのお笑い。

そんな、あなたにとっての○○で、何をしたいですか?

気持ち良いことは正しい

これから始めていく方は、まずは好きな方向に進めばいいんです。バンドメンバーの相性が一緒に活動してみるまで分からないように、自分が何をしたいのかは、何かをしてみるまで分かりません。

既にある程度自分がやりたいことが分かっている方は、どんどん問いを細くしてゆくことです。

チェシャ猫がアリスに言ったように、初めの一歩は本人がどこに行きたいのかで変わってきます。どんなに経験を重ねても、その時々の初めの一歩があるものです。

だからまず、大きな目標を決めます。生涯の目標があれば最高なんですけど、まだそこまで見えない方は、5年後の目標を決めてください。

5年後、あなたはあなたの音楽でどうなっていたいですか?
デビューして活躍していますか?
自分名義の会社を立ち上げて、フリーランスに大活躍していますか?
技術屋として音響や照明を操作していたいですか?
先生になって素敵なヴォーカリストを育てていたいですか?

正しい答えは、気持ちがいいものです。逆に自分の意に添わない答えは、しっくりこなかったり、悲しかったりします。質問の結果、あなたのやりたいことが

弾き語りで全国を回って5年後に武道館でライブをすること

になったなら、こう問い掛けます。

・5年後に武道館でライブをするなら、1年後はどんな状態になっているべきだろう?
・1年後にその状態になっているために、1ヶ月後にはどんな状態になっているべきだろう?
・1ヶ月後にその状態になっているために、今週何をすべきだろう?
・今週すべきことを達成するために、今日何をすべきだろう?
・今日すべきことをクリアするために、今何をすべきだろう?

毎朝問い掛けます。出た答えは、絶対に守ります。実は、今日何をすべきかを決めることは簡単で、それをすっぽかさないように守り続けることの方が難しい。

だから、今日やるべきことをメモに書き出します。

優先順位を付ける・・・は次回の記事で。

最高の問いは、いつでもあなたの核心に触れます。それが恐かったり、億劫に感じてしまって動けない、なんてこともあるかもしれません。

でも、動かなければ、昨日と同じ今日がこれからも続くだけです。誰もあなたの本心には気付いてくれないし、分かってくれません。あなた自身があなたの核心や本心から逃げているうちは、誰もそれに気付きようがないんです。

ふと思い出した時、何かの拍子に心が軽くなった時にこそ、あなた自身に問いかけてください。臆せず、答えてください。あなたがその問いに答えられたからといって、それが叶うとも限りません。でも、答えなければ、叶いません。あなたは奇跡を起こせるけれど、具体的なイメージ無しでは奇跡は起こらないんです。

で、あれこれとやりたいことが自信を持って言えるようになったら、今度はそこからさらに大切なことを見極めていくことが大切です。具体的に言うと、今日やるべきことを”たったのひとつ”まで絞り込むこと。

この話はまたちょっと長くなるので、明日の記事でお送りします。あ、すててこ。の動画をアップしたから、明後日になるかな? とにかくまた、近々に。

では、今回はこの辺で。

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