マンガ『ハチワンダイバー』が教えてくれる潜ることの大切さ。

ハチワンダイバーというマンガを知っていますか?

ヤングジャンプで連載されているもんのすごいハイテンションな将棋マンガで、今まさに物語の佳境、というところです。

そのマンガの主人公は真剣師というお金を掛けて将棋を打ってそれで生計を立てている男の子なんですけどね、彼の通り名が「ハチワンダイバー」っていうんです。
9×9の将棋盤に潜る人、という意味ですね。

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潜って潜って、ストーリーを描く。

このマンガでの”潜る”のイメージは、罠を仕掛けるとかそういうものじゃなくて、もっと精神的に81マスの将棋盤の中に潜り込んで、その世界を体感する、という風な描写がされています。

でね、ここからは僕の想像なんですけど、ダイブした先にあるのは、たぶん、いや間違いなくストーリーなんです。自分がどんな風に勝つのか、というストーリー。将棋だと勝ち筋って言うんですかね?

で、名人同士の勝負は、このストーリーのぶつけ合いなんです。一手毎に変化し続ける局面に対して、美しい自分のストーリー(勝ち筋)を描き続けられた方が勝つ。

この考え方、音楽やビジネスと、とてもマッチするんです。

音楽やビジネスは勝負事ではないので、勝つ負けるという概念は無いんですけどね。あーでも、そう言うと究極的には将棋にも勝ち負けの概念は無いのかも。その辺気になる方は、お酒にでも誘ってください。朝まで語り明かしましょう。

音楽にダイブ。

ギター一本と声ひとつ。弾き語りというとてもミニマムな表現方法であっても、歌詞が決まっていたりメロディーが決まっていたりフレーズが決まっていたりしても、一見ガッチガチに見える制約の中にも、無限に近い世界が広がっています。

決まったことをしているのに、その中で際限なく大きな自由を感じたこと、その中で自分がいちばん美しいと感じるストーリーをなぞる感覚を、たぶんみなさん感じたことがあると思うんです。

あなたが感じたストーリーを受け取った方が感動してくれると、その方はあなたのファンになってくれます。それは、相手のイメージをあなたが具現化した、という意味でもあるんです。相手の中にイメージが皆無であったなら、感動なんか出来ないですからね。

それが音楽にダイブするということじゃないかな、と思う次第です。現時点では。

ビジネスにダイブ。

じゃあ、今度はそれをあなたのビジネスに置き換えてみましょう。表現を仕事にするには、

①作品
②ファン
③お金を支払う方法

を用意すればいいんでしたよね。なので、この①〜③をあなたがどう用意するか、ということを考えましょう。

①作品を用意する。

用意するものは何でも構いませんが、僕はいつも二種類の品物を用意することをお勧めしています。ひとつは、あなたが作り出すパフォーマンス。もうひとつは、あなた自身です。

品物は、あなたが作りたいもの。作っていて楽しいもの。

それに加えてあなた自身が品物になれたなら、あなたに会えること自体がお客さんにとって価値のあることになります。

②ファンを用意する。

ファンを増やしていくための方法は、いつだってたったひとつだけ。多くの方にあなたの作品に触れてもらって、あなたとフィーリングの合う人を選んでゆくことです。

ここであなたがお客さんに「選ばれている」という感覚でいると、ストレスを抱え込むことになるかもしれません。選んでもらう過程には、必ず選ばれないという事件も起こるからです。

だから、ファンを選んでゆくんです。友達が5人くらい座っているテーブルに、

「俺が淹れる最高に美味しいコーヒーがほしいひとー!」

と声を掛けるような感覚です。手を挙げなかった人には、

「そうなの? おいしいのに、もったいないね。そのうち飲んでみてね。」

くらいの気持ちで接します。

あなたの作品を世の中に広げる方法は、いくらでもあります。Facebookを使ってもいい。Twitterを使ってもいい。インスタグラムでもいいしホームページでもいいしブログでもいいしYouTubeでもいい。大切なのはその方法があなたとマッチしていることです。

例えば、口下手で何を話しても淡々と喋ってしまう人が、わざわざ音声やYouTubeに顔やトークを出す必要はありません。逆に、文字にすると支離滅裂になったり書くこと自体が苦になるようなら、わざわざブログを書き続けるようなことをする必要はありません。

大切なのは、あなたが何が好きで、何が得意なのかということです。文字を書くことが好きなら、ブログを書くのもいいでしょう。メルマガを作るのもいいですね。Facebookページを作ってメッセージを投げ続けることも良いかもしれません。

文章の中でも、長文は下手なんだけど短文は楽しいのなら、Twitterでマメに情報を発信することが向いているかもしれません。ブログだって、中長文で書かなきゃいけないことは全くないしね。

もちろん、ネットだけじゃなくてリアルな営業も大切です。飛び込みイベントに出てみたり、フリーイベントに応募してみたり、ストリートパフォーマンスなんてのも良いですよね。それも好きか嫌いかで選んで大丈夫。でも、怖いからやらない、っていうのはナシね。

こんな風に、自分にとってストレスの無いこと、楽しいこと、好きなことを選んで、それにマッチしたwebサービスやページの演出をしていくことで、あなたらしい情報発信をしていくことができます。何でもかんでもやればいい、っていうものでもないんです。

③お金を支払う方法を用意する。

つまり、音楽であればライブやCDの販売ということです。写真であれば、個展や写真集の販売ということです。

あなたは、何をしますか?
何をしたいですか?
何であなたのファンを感動させたいですか?

あなたが本当に素晴らしい作品でファンの方と深い感動で繋がっているなら、もう金額はあまり関係がありません。大切なのは、あなたがあなたのパフォーマンスに幾ら出せるか、ということです。

相場や周りの人の言葉に惑わされる必要は、全くありません。

まとめ。

今シェアしあ①②③のステップは、何よりも順番が大切です。もう既にメジャーで活躍しているミュージシャン達もそうですよね。

①新曲が完成させて、
②ラジオやテレビに出演してファンを作って、
③発売したりツアーを回ったりします。

それを、僕たちもやるんです。

①あなたの作品を完成させて、
②ネットとリアルであなたにマッチした方法で広げて、
③発売したりイベントを組んだりします。

この一連の流れが、ストーリーです。あなたにとっての①は、②は、③は、どんなことでしょう?ダイブしてみてください。

潜った先にある、あなたの作品が生まれるストーリー、あなたのファンが増えていくストーリー、あなたの作品が売れていくストーリーを、信じて行動に移してみてください。

それは将棋と同じように、一手進むほどに状況が変化します。もしかしたら一番始めと中盤では、違ったストーリーが見えるかもしれません。でもそれはあなたがより自分にマッチしたストーリーを選び出しはじめた、ということです。

潜りましょう。深く深く。

では、今回はこの辺で。

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