出来ることをする、ということはシンプルで素晴らしい。

この前友人のFacebookのコメントに

「やっぱり音楽ってそれだけで食べていくの難しいらしいから、ギターの先生とかしたらいいんじゃない?」

なんてコメントが入っているのも見かけまして。正直なところ

「難しいらしい」ってなんじゃいゴルァ

程度には憤慨したんですよ。力量とか、時代性とか、キャラクターとか、色々なものを踏まえてどうやっていこうか、っていう前向きな時代に、そんなどこかの誰かから聞いたかも分からないような言葉で毒を刺すんじゃねぇと。

しかもこの書き方だと、表現以外は音楽じゃない、みたいなニュアンスもあって。ううん、悲しいかな、一般的なイメージってやっぱりこんなもんなんですかね。

まぁそんな軽い言葉は適当にポイするとして、ただ、後半のギターの先生をやってみるっていうことに関しては、賛成なんです。もちろん、表現だけじゃ食っていけないから、その保険に、なんて話じゃないですよ。

出来ることをする、というのは、とても良いこと。

何か出来ることのある人がそれをしない、というのは、罪なことだと思うんです。例えば、凄くカッコいいギターが弾ける人は、そのプレイが出来るようになるまでに大変な回数の試行錯誤を巡らせています。

そのカッコいいギターを人前で演奏して、大勢の音楽ファンを感度させたり、音楽ファンにしてしまったりすることは、すごく良いことですよね。

それと同じくらい、そのギターを修める過程で得た体感的な「ああじゃない」「こうでもない」という経験を人に伝えることや、そのプレイで自分のライブやアルバムを彩って欲しい人のライブやレコーディングに参加することは、良いことだと思うんです。

自分の中の偏見を無視してフラットな視点で見ると、そこには仕事という平等なイベントが並んでいるだけです。好きなものを選んで、行動に移せばいいだけなんです。

■サブワークから学べること色々

サブワークという言い方が正しいかどうか分かりませんが、例えば今ステージに立つことで頭が一杯の人は、人にギターを教えることになったら、ステージに立つことよりもいくらか冷静になれる気がしませんか?

で、戦略を立てる。そうすると、それがメインワークの方にも応用できるんです。

例えば、僕は今度新しく弾き語り教室を始めるんですけど、その戦略としてFacebookページとメルマガとYouTubeを組み合わせて使います。もちろん適当に決めた訳じゃなくて、今の時代性や僕の出来ること、やりたいことを色々と組み合わせて考えた結果です。

この時の戦略の立て方は、すぐさま自分のアーティストとしての活動の方に応用しました。全く同じことをする訳じゃないけれど、どうしても主観的で盲目的になっていた部分を客観視することができるようになったんです。

弾き語り教室の段取りを組んでいなかったら、このステップアップはありませんでした。頭がいっぱいになっちゃうくらいやりたいことだから、上手くできなくなる。みなさんも経験あるんじゃないでしょうか。

メインワークとは別のサブワークを持つこと。戦略面以外でも、沢山の学びがあります。

社会への貢献を考えてみる

自分の中からエネルギーを絞り出すために、社会への貢献を思い描く、という方法があります。ちょっと考えてみましょうか。

僕の夢は、日本を最高に文化的で感性の高い国にすること、文化が戦争を止める地球にすることです。それを達成するためには、まず大勢の日本人の感性を豊かにして、素晴らしいものを素晴らしい、感動や情熱を価値あるものだと判断できる人間にステージアップしないといけません。

だから自分がステージに立ってやるべきことは、その場にいるお客さんを圧倒的に感動させることです。そのために毎日練習をしているし、どんなに忙しくてもギターを触るようにしています。

でも、僕ひとりがステージに立つよりも、もっと効率の良い方法がありますよね。それは、才能豊かなミュージシャン達自身が、自分達の力で世の中に出てゆく術を理解して、実践することです。僕はこれを実現するために、project a.c.c.r.という企画を運営しています。

それから、受信する側にもダイレクトにアプローチを掛けてゆきたいところです。僕が弾き語り教室を開催することを決めたポイントは、ここ。音楽を仕事にしたいとは思わないけど、音楽を楽しみたいと考えている方達を、僕が提供できる技術やノウハウで感性の深い所に突き落とすような。そうしたらそこには僕の仲間達が居て、懐にすんごい音楽を抱えて目をギラギラさせてる、みたいな。ふふふ。

ちょっとエグい言い方になりましたが、僕がしたいのはつまり、発信する側と受信する側、両方のクオリティを上げてゆきたい、ということなんです。だから、自分がステージに立つことと、ビジネスの先生をすることと、弾き語りを教えることに、矛盾が無いんです。

そして、全ての行動が僕の夢である社会貢献に繋がっているから、いつだってパワーが出せるし、ワクワクしているし、楽しい。

全ての人に当てはまるかどうかは分かりませんが、こうやって社会への貢献を目指して動き続けることで、自分の中にエネルギーの源泉を見つけることができます。学ぶことや実行することは馬鹿ほど多くなりましたが、新しいことを始める度に、僕の音楽自身も成長してきました。

音楽の成長は、ミュージシャン本人の人間的な成長と密接にリンクしていると、体感した次第です。

ということで

急に俗世的ですが、コンビニやカフェでアルバイトをしながら自己表現を続けることと、ギターの先生をしたりサポートのプレイをしたりしながら自己表現を続けること、どっちがいいですか?という考え方もできます。

僕なら、ずっと音楽をしていられて、ずっと音楽を愛してる仲間や同志といっしょにいいものを作っている方が、ずっといいです。もちろん、時間決めでアルバイトをしていることも勉強にはなるんですけどね。

もしかしたらそこに、ステージの上には無かった喜びや遣り甲斐があるかもしれません。

ということで、今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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ミュージシャン、セミナー講師、弾き語りの先生。どれも、矛盾無く僕の音楽です。

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