仕事を作りましょうそうしましょう、という風になったら、まず最初にやんないといけないのが自分のキャッシュポイントを見つけることです。キャッシュポイントっていうのは、自分が持っている技術や知識、ノウハウの中で、お金に変換することのできるポイントのこと。キャッシュポイントを見つけたら、あとはそれをどう広げていくかっていう話になるので、一歩前進です。
ギター教室始めます。
ということで、ギター教室を始めることにしました。昨日の夜に思いついて
「なんで今までやってけーへんかったんや・・・」
と口元から黄色い汁をゴポゴポと吹き出していましたが、早速準備に取りかかっています。
フリーランスに仕事をしていると、キャッシュポイントは多い方がいいんです。それはつまり、収入源を増やす、ということですから。ライブをすることでしかお金を生み出せない人と、何かを教えたり、技術を提供したりできる人では、業界で生き残れる確率が全然違います。
でも、中々自分のキャッシュポイントに気付けてる人っていないんですよね。だから今回は、自分のキャッシュポイントに気付くためのコツをいくつかお伝えします。
キャッシュポイントに気付くための方法。
紙に出来ることを書き出す。
他の場所でも散々言っていますが、とにかく一度紙の上に書き出すことが大切です。人の脳は二桁の足し算くらいならパッと暗算で出来るけど、普通五桁の掛け算はパッとできない。でも、紙に書き出すとできますよね?脳は、その程度の処理能力しか持ってないんです。だから自分の脳を過信せずに、一々紙に書き出す癖を付けましょう。
で、今自分にできることをだだだだだーっと紙に書き出してみましょう。レベルがどうのこうの、ということは、一切無視して構いません。僕の場合は、こんな感じでした。
ちょっと読み辛いですが
ギター
→スラム奏法
→コードジャカジャカ
→アコギソロ
→弾き語り歌
→トレーニング
→ニュアンス教える
→セミナー
→コンサル
→アドバイスマーケティング
→コピー
→部ランディング
→ソーシャル活用
→フライヤーSNS/ブログ
→アメーバブログ
→WordpressWeb
→DL販売→bandcamp
→PayPal
→HP情報整理
→evernote
→ノート活用
→手帳活用デジタル
→iPhone
→Mac
→WindowsPC
→通信
となっております。これが、今僕が出来ること。ハッキリ言って、MacのこととかHP関係の知識なんかは、玄人の足下にも及びません。でも、音楽活動に都合良く使うためのノウハウは持っている。なので書き込みました。
後は組み合わせるだけ。
そしたら今度は、この引っ張り出してきた僕にできることを色々組み合わせます。例えば、この中の「教える」っていう項目は、どのカテゴリーとも相性が良いですよね。だから今回は、「ギター」の中の「スラム奏法」と組み合わせてみました。なので、ギター教室。パッと気付けそうなもんですが、意外と、そうでもないんですよね。
組み合わせたモノが売り物になるかどうかをチェック
ここ大切です。自分がやり始めようとしているものが本当に商品として成り立つのかどうか、というところ。ところが、僕の場合はもうギター教室が商品として成り立つっていう根拠がもうあったんですよ。
それがこれ。
この動画が、今さっきの時点で45,299回再生されてたんです。明らかにプロの方が同じような動画を上げてるし、この動画を上げた当時の僕は人に何かを教えるってことを全然研究してなかったから、説明もあんまり良い感じじゃない。ギターもバリテク、ということはありません。でも、アップして一年以上経って未だに日に200回くらい再生されています。つまりこれは人が知りたい情報なんだ!ということです。そしてこの情報をもっと上手く伝えられたら、僕はこの分野で圧倒的になれるぞ!ということです。
このチェックの方法は他のことにでも有効です。自分がこれから品物にしてみよう、と思っているものを、一度無料で全部公開しちゃって下さい。そこで反応の良かったものは、品物として十分成り立ちます。絶対、ということはないのですけど、
対象者が多いコンテンツ
→1ヶ月で5000~再生
対象者が少ないコンテンツ
→1ヶ月で200~再生
くらいを基準にすると、いいかもですね。もちろん、達成しなかったからダメ、ということはないです。タイトルとかサムネイルとか、動画の再生回数に関わるポイントを調整してみることも大切なので。
広く求められているのか、ニッチなのか
キャッシュポイントが決まったら、ここでもうひとつ考えたいことがあります。それは、その情報が広く求められていることなのか、それともニッチ分野のことなのか、ということです。それが違うだけで、これからのやり方が全然違ってきます。
例えばproject a.c.c.r.は、超ニッチ分野です。理解するにも少し時間が掛かります。ミュージシャンとしてフリーランスに生きていきたい。自立したい。そこまではいかなくても、音楽をお金に換える方法を知りたい、興味がある、という方は、全音楽人口のうちの何%なのか、という話です。ちょっと難しい言い方をすると、ニーズの階層が深いということです。色々なことにトライしてきて、その結果こういう情報が欲しい、というものなんですね。
それに対してギター教室は、とてもオープンで分かりやすいですよね。つまり、ニーズの階層が浅いということ。別に浅いから悪いとか、深いからいいとか、そういうことはないんですよ?でも、楽器が演奏できるようになりたいというステップを踏まないと、中々楽器の演奏で食っていきたいというニーズは生まれないですよね。そういうことです。
なので、僕は階層の深いニーズに対してのproject a.c.c.r.、階層の浅いニーズに大してのギター教室ということで、それぞれの立ち位置を意図的にズラしてみました。当然ですが、一回あたりの受講料金はproject a.c.c.r.のセミナーの方が高くなります。情報の質と、お客さんの人数の関係で。
次はあなたの番
ギター教室が動き出してもないのにこんなことを言ってますが、それでもやっぱり、次はあなたの番です。紙は出しましたか?スマホでこの記事を読んでいるのなら、メモアプリでも構いません。今すぐ自分にできることを片っ端から書き出して、それを組み合わせてみて下さい。で、「これはどうだろう?」と思ったものを今日の夜にでも記事や動画にして、YouTubeにアップして下さい。
あ、そうそう。実験にお勧めのツールはYouTubeとFacebookページです。Twitterもいいんだけど、僕は動画のことをちょっと長い文章で説明できるてどれくらいの人に届いているのかが分かるFacebookページの方が好き。その辺は、次回の記事で書きます。
では、今回はこの辺で。