SNSへの投稿は面白くなければ意味がない。

bandcampの詰め込み期間と大阪への出張が終わって、ようやくこのブログを更新することが出来ました。今回は久しぶりにサイトのタイトルと相違ないテーマ。

さてさて、またバリバリ更新してゆきますよ・・・お?・・・おお、今日はメルマガ配信の日だ・・・真っ白いエディタ画面が迫ってくる・・・!

SNSの目的は、繋がり続けることそのもの

相変わらずライブの告知情報だけをタイムラインに流し続けているミュージシャンのアカウントをよく見かけます。もう既にファンがわんさかいるんならいいんだけど、そうでもないんなら、ライブ情報だけを流しても無駄です。確実に。

アーティストとして、ひとりのプロフェッショナルとしてのSNSの運用目的っていうのは、ライブ情報を流すことではなくて、繋がり続けることそのものなんです。過去何度もお伝えしてきているテーマですが、これからも何度でもお伝えしてゆきます。

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アーティスト仕様のSNSに、プライベートな独り言はいらない。

別に全くしちゃいけないって意味じゃありません。その記事や投稿を読んでる人が居るということを意識しましょう、という意味です。晩ご飯が焼き魚と味噌汁だった、っていうだけの話しも、書き方や演出でひとつの読み物として成り立っていれば、問題無いんです。問題なのは、特に言うことの無いOLのタイムラインみたいに、今日のランチやカフェで撮った食べ物の写真と

「○○とデート♪」

なんて短いコメントがあるだけ、なんて投稿は、誰が読んでも魅力的じゃないということを自覚すること。グラビアアイドルみたいにあなたのヴィジュアル自体がコンテンツであるのなら、毎回決め角度で写真に映り込むのはアリですけど。そうじゃないのなら、投稿は面白くなきゃいけない。じゃあ、どんな投稿が面白いんだろうか、という話しですね。

ストーリーが見える。

人にはストーリーを求める本能があります。小説や映画のような芸術が発展してきたのは、その本能によるところです。誰しもマンガやアニメの展開に手に汗握ったり、週刊誌の翌週の話しが気になってモジモジした経験があるはず。僕はエイリアンの初作が、何回見てもエキサイトします。フーゥッ。

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エイリアンの卵からフェイスハガーが飛び出してくるシーンなど、初めて見たその時その場で30センチほど飛び上がったものよ・・・

とまぁこのように、人はストーリーや場面の展開が好きなんです。だから、あなたの投稿にもストーリーがあるとよろしいんです。

ストーリーとは、「事実+状況+感情」である。

ストーリーがあればいい、というのなら

「今日は○○と原宿でショッピングしてからカフェデート♪」

なんて投稿が、果たして面白いか、という話。面白くないよね。実は、事実を時間軸で並べただけのことをストーリーとは呼ばないんです。これは小学生が適当に書いた夏休みの絵日記なんかにもよくある

今日は○○でした。
○○が○○でした。
そしたら○○が○○していました。
とても楽しかったです。

っていうのと同レベル。んんん恥ずかしや。

じゃあ、どうすればこれが読める文章になるのかというと、事実の描写に状況と感情の描写を加えるんです。例えば、こう。

「今日は○○と原宿でデート。普段はめったに来ないから、お店の前に掛かっている黄色い絵の具が暴発したような色の服が目に痛いです。
○○が何か大きなぬいぐるみを抱えて喜んでいます。よく見ると、ぬいぐるみの頭に紐が・・・これ、ストラップ?鞄よりでかい。え?もう買ってきたの?既にいくらか邪魔そうだけど、大丈夫なの?」

・・・まぁ、僕が書くとどうしてもこうなりますが。でも、こう書くと一気にその場の状況が見えたり、登場してる人物のキャラクターが見えてきたりしませんか?同じ事実でも、状況の描写(「黄色い絵の具が爆発したような服」「鞄より大きなストラップ」)と、感情の描写(「目に痛い」「これ、ストラップ?」「既にいくらか邪魔そう」)を書き加えるだけで、全然伝わり方が違います。これ、とても大切なポイント。

ツールによって見せ方を変える

例えば上の例文を

①今日は○○と原宿デート。普段はめったに来ないから、お店の前に掛かっている黄色い絵の具が暴発したような色の服が目に痛いです。

②○○が何か大きなぬいぐるみを抱えて喜んでいます。よく見ると、ぬいぐるみの頭に紐が・・・これ、ストラップ?

③鞄よりでかい。え?もう買ってきたの?既にいくらか邪魔そうだけど、大丈夫なの?(写真付き)

っていう感じで3つに分けてFacebookに投稿したとしたら、あなたのフレンドはどう思うでしょう?

・・・もちろん一概には言えないんですけど、Facebookユーザーは連続した投稿でタイムラインが汚れることをあまり好まない方が多いですね。というかFacebookのデザイン自体が、細かい連投に向いていない。だから分割投稿はTwitterだけにして、Facebookにアップする時には、ひとつの文章にまとめてしまった方が受け取ってもらいやすくなります。

このように、あなたがどのツールを使っているのかによって、演出の方法が変わってきます。演出というのはつまり、どう見せるのか、ということ。あなたが普段ついつい目で追ってしまう投稿は、どんな演出で発信されているでしょう?ちょっと考えて、マネしてみると良いですよ。

面白くなきゃ、繋がり続けてもらえない

「こんなに色々気にしなきゃいけないの?面倒くさい!」

なんてね、思う訳ですよ。当然のことです。僕だってそう思う。

だけど、思い出してみて欲しいんです。今まであなた自身がキャッチしてきた情報は、どうだったでしょう?手抜きのものはあったでしょうか?あなたが欲しいと思って捕まえた情報は、ひとつ残らず魅力的に輝いていたはずなんです。

面白さというのは、魅力です。

何を伝えるか。どう伝えるか。それを考えるだけで、あなたの投稿は少しずつ魅力を纏います。そうすると、あなたが今まで無意識に魅力的な情報をキャッチしていたのと同じように、あなたの周りの方があなたの投稿を無意識にキャッチし始めます。

これが、アーティスト仕様の情報発信と、他人の視点を無視したアマチュアの情報発信の決定的な差です。

大丈夫。慣れれば、それが当たり前になります。むしろ慣れなければ、楽しい投稿が打てる人でいなければ、こういったファンの方と繋がり続けることは出来ません。

繋がり続けることができないということは、例えばあなたが大切なライブの情報を伝えたいと思った時に

「ああ、あの楽しくない投稿の人のライブね。どうしようかしらね。」

なんて思われちゃうかもね、ということです。この感覚を早く身に付けていきたいところです。

ということで。

いやぁ、はっきり言って簡単なことじゃないんです。特に今の時点で

「俺の投稿は面白いに決まってる」

っていう思いのある人は要注意。誰にとっても面白い情報なんて存在しないから、謙虚な姿勢でいることが大切です。

では、今回はこの辺で。最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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