あなたの活動にあなたの個性が必要なのは、あなたがお客さんを選ぶため。

現在台風が関東近郊を絶賛通過中でして、Facebookでは仲間の悲鳴にも似た投稿が飛び交っております。「電車が止まった」「自宅待機」「冠水キタ━(゚∀゚)━!」などというアレコレに混ざって、関西の仲間の晴天写真。おい、やめろ、袋にされるぞ。

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ほぼ同じ時間に投稿された二枚の写真。日本は広い。

■あなたの活動にあなたの個性が必要なのは、あなたがお客さんを選ぶため。

作品に必要以上にキャラクターや個性を付加することを嫌う方が結構いらっしゃいます。まぁぶっちゃけ、気持ちはとても分かるんですよ。作品は作品だし、自分のものではあるけど自分のものではないし、純粋にそれだけを見つめて、評価して欲しい。そこに個性やコミュニケーションを混ぜるのは、野暮ってもんです。なので、ここは断言しておきましょう。

野暮でなければ売れません。

マスメディアが圧倒的な拡散情報拡散能力で作品を世界にバラまいていた時は、アーティストは寡黙でよかったんですよ。黙々と良いものを作っていれば、それを誰かが勝手に持ち出して、勝手にお飾りつけて、勝手にストーリーを作って勝手に店に出して勝手にマージンをかっさらってたんです。

それが現在はどうですかね。マスメディアが扱うコンテンツはどれも即金性が高くて分かりやすいものばかり。そりゃそうです。彼らも企業ですから。しかもアーティストってのは、一度育ててしまえば後は勝手にコンテンツを生産し続ける魔法の工場になります。や、今は事務所にもお金がないから、育てるよりも既に工場として稼働している人を拾ってくる、に近いのかな。

昔からそうなんですけど、アーティストには二種類に分かれます。スポンサーや事務所に選ばれたアーティストと、選ばれなかったアーティストです。だいたいの人が、選ばれてない。僕も、たぶんこのブログを読んでくれているあなたも。選ばれなかったこと自体は、それこそ選ぶ立場にいる人の好みや企業の方向性にマッチしてるのか、そもそも、そういう人の目に触れているのか、みたいな話しですよね。デビューしたいって言いながらオーディションひとつ受けてない人、結構いるし。

で、ここで大切なのは、選ばれなきゃ終わりなの?ということです。日本人口1億6千万人のうち、何十人やら何百人程度の規模の企業の採用担当の目に止まらなかっただけで、僕たちは自分の価値を否定していいのかい、ということです。そんなことないでしょう。選ばれなかったというのは、うちの会社の生産ラインには載せられない、という判断をされたということです。じゃあ、違う生産ラインに乗ればいいじゃない。いや、ここはa.c.c.r.らしく。

自分で生産ラインを作っちゃえばいいじゃない

そうなった時に立ち返らないといけないのが、自分の作品をお金にしようと思った瞬間に、それはビジネスになるんだ、商売になるんだ、ということです。今までのように部屋の奥でせっせとやっているだけでは、お客さんは僕たちの作品に気付いてくれません。表現関係は体感してナンボの世界ですから、お客さんは知って、感動して、そこでようやくお金を出せるか出せないか、という判断に至ります。

この場合、僕たちの作品を選ぶのは、1億6千万人の日本人全員です。ネットユーザーに絞っても約1億人。ひとりの採用担当の目に止まらなかったからってそれで腐るには、もったいなさ過ぎる人数だと思いませんか?しかもこれ、”日本語が伝わる範囲”だけの数字です。言語を必要としない表現をされている方は、世界中の人間がお客さんですよ。確か、60億人だっけ。ネットユーザーだけでも24億9千万人(2012年)。ほら、もう希望しか見えない。

で、ここでやっと本題に戻ってくるんですけど(遅いね。うん、遅い。)、作品にあなた自身の個性や存在感を付加するのは、仮に日本のネットユーザーだけの人数で数えると、1億人の中からあなたのお客さんを”あなたが選ぶ”ためです。

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1億人っていうと、お客満載の東京ドーム約1,800個分。よく分からないね。

人は言葉や行動で人を集めるんですよ。例えば雨の日に「辛い。悲しい。」と言えば、雨の日は辛くて悲しいと共感したり、同情したりしてるくれる人が集まります。逆に「雨って結構好きなんだよね!」と言うと、それに共感してくれる人が集まります。あなたが最高の作品を作ってあなた自身の存在を磨いて発信すると、どうなりますかね?そういうことです。

加えて、あなたの作品だけが好きな人は、その作品に飽きたら離れてしまいます。でもあなの作品を通して、あなた自身を好きになってくれた人は、あなたが何をしていても応援してくれます。当然、あなたという個性を通してあなたの作品のファンになってくれる方も現れます。

もちろん、作品が一人歩きしてゆく過程でファンになってくれる方もいるでしょう。その時には、その方達が”お金を払える仕組み”を作っておかないといけないですよね。だって、楽しいものはまた味わいたいじゃないですか。お金を払うというのは、今そこにある作品を評価すると同時に、次の喜びへの投資です。あなたの作品をまた楽しみたい人たちが、あなたを応援できる仕組みは、あったほうがいいでしょう?

と、まぁ

今回はえらく長い記事になってしまいましたが、僕がアーティストは作品だけじゃなくて、個性や、その周りの仕組みをしっかりと作らなければいけないと考える理由は、こんな感じです。もちろんお金を作りたいと考えているという前提ですし、その上で圧倒的な作品を作らなきゃいけないのは、言わずもがな。大変だけど、そういう生き方はカッコいいなぁと思うんですよね。アーティストとして、というか、人として自立しているようで。

ちなみに、僕はメジャーアーティストを否定しませんし、今の音楽産業アート産業を否定しませんし、趣味で楽しく表現活動をしている人たちも否定しません。みんな自分の選んだ場所で、自分の選んだ形で楽しく生きていられたら、それが最高だと思っています。

ということで、今回はこの辺で。

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